Peach激安便の思わぬ欠点
私は先日大学時代の友人に会いに
愛媛は松山に行ってきました。
会うのは約20年ぶりです。
行こうと計画し始めてわかったのですが、
今は安いんですね、飛行機。
関空から松山空港までが、
片道で3,000円もしなかったです!
今はLCCが充実してきているので
探せばめちゃくちゃ安い便が
様々な行先で色々あるようです。
しかし安いと言う事は、
それなりに何かあると言う事でもあります。
私の乗った航空会社は「Peach」だったんですが、
まずシートピッチ(前後)はめちゃめちゃ狭い!
身長176センチの私にとっては、
かなり厳しめでした。
しかしこれは想定内。
(足は短いので助かりました)
今回は飛行機乗っている時間自体は
1時間位なのでまあいいかと思って。
実際問題はそれほど感じませんでした。
それよりも私にとって大きな欠点になったのは、
出発空港である、関空の第二ターミナル。
航空会社によって使用するターミナルが
決まっているようなのですが、
皆さんが普通にイメージする
「関西国際空港」は第一ターミナル。
しかしPeachの乗客が使用するのは、
第二ターミナルと言う所でした。
何が残念だったかと言うと、
この第二ターミナル、
何にもないんです、施設が。
私は出発までの時間を
空港内のお店をウロウロして
旅行前の気分を高めるのが
大好きなんです。
しかし第二ターミナルには、
コンビニが1つ
お茶を飲むところが1つ
小さな本屋さんが1つ
確かそんなもんだったと思います。
「それで十分やん」
という人にとっては問題ないのでしょうが、
空港(のお店)大好きな私にとっては大問題。
では第一ターミナルのほうに戻って
ウロウロすればいいかと言うと
それが難しいのです。
第一ターミナルと第2ターミナルの
距離はバスで約5分。歩けば15分ほど。
いちいち戻るのは面倒臭い。
そして万が一飛行機に遅れてしまうのも怖い。
というわけで、私は第二ターミナルのベンチで、
スマホをいじって1時間を過ごしました。
私にとっては空港満喫も含めて「旅行」なので、
かなり残念だったです。
次回以降は多分Peachは使わないでしょうね
(次回はフェリーを考えています)
要するに、安いところが常にベストと思われるかというと
そうではなく、消費者は意外に様々なことも含め、
その商品を判断しているということです。
この「様々なことを含めての商品」と言うのは
どの商売にとっても共通の話。
お祭りの屋台のフランクフルトが
あんなに高く売れるのは
その雰囲気込みの値段。
そしてこれをうまく利用すれば、
私たち治療院の世界でも
様々な商品の形が提案できることになります。
同じように「雰囲気」で付加価値を高めたり
「ホスト並みの接客(?)」で
付加価値を高めたりはもちろん
便利の良い場所という「立地」も
付加価値の1つですし
24時間電話相談などの
「充実したアフターフォロー」なども
付加価値の1つでしょう。
商売は基本「価格競争」に持ち込むと、
資本の大きいところが勝つようにできています。
なので個人事業主とってそれは
最大の愚策。
しかし資源をうまく組み合わせ
うまく「独自市場」を作り出すことができれば、
価格競争は回避でき、
安定した経営が実現できますよ。