集客できないHPの特徴

集客できるHPにするためには、
そのルールに則ることが必要です。

これについてはこの7月に作った
ノウハウ集に書いています。

逆に、集客できないHPにもルールというか、
特徴があります。

要するに、陥りやすい間違いのパターンが、
ある程度決まっている、ということですね。

今回はその一つを紹介。

それは
「ご自分の手技・技術について、詳細に説明している」
というHP。

例を挙げて言うと、
「私たちの技術は〇〇療法といって、、、」
と、一生懸命詳細に書き記しているようなやつです。

私はこれを見るたびに、
「あ~あ、もったいない」と思ってしまいます。

なぜこのHPが良くないのか、
ポイントを説明します。

まず、消費者(この場合患者さん)は、
マニアックな方を除き、基本的に技術には興味がないのです。

興味があるのは、それによりもたらされるベネフィット(利益)。
それによりどうなれるのか、どんな体験ができるのか、
どんな気持ちになれるのか、どんな体になれるのか、
に興味があるのです。

なので、そのあたりを映像が頭に浮かぶように、
シズル感たっぷりに表現するのが、
「受けてみたい」と思わせる(欲望を掻き立てる)コツなのです。

人は理論理屈で動くのではありません。
感情で動くのです。

これはいわゆる「技術バカ」「治療バカ」(失礼)
と呼ばれるタイプの方に多い間違いです。

ご自身の技術に自信と誇りがありすぎて、
それを一生懸命述べてしまうのです。

わかりやすいいイメージでいえば、
女性を口説くのに、家に誘いたいとして
「私の家は〇〇工法で作られていて、
それにより遮蔽物なく眺望が見渡せ、、、」と
やってしまっている感じ。

例えば、
「うちのバルコニーは周りから
見えない作りになっていて、
ちょっとした隠れ家リゾートみたい。
それでいてオーシャンビューの眺めはワイドに広く、
まるで映画のワンシーンの中にいる気分になるよ」
と誘うのとでは、どうでしょう?

そして、もうひとつの問題が、
多くの治療院が「うちの技術は特別!」と
宣伝してしまっている野に気付いていない、ということ。

どこもその技術を特別!、というと、
その差が専門知識のない消費者側からは
わからないのです。

なので正直大したことのない技術でも
凄い技術でも、広告上は同じように見えている、
ということです。

ですから、そんなを強く謳っても、仕方がないのです。
力めば力むほど、理屈っぽく感じる。

先ほどの女性を口説く例で思い出してもらうと、
女心のわからない男性の典型、みたいになってしまうのです。

かくいう私も、セールスマン時代にこれで苦労しました。
元々が理屈っぽい方なんで(笑)

セールスをやる上では、
「女性の心をつかむ」
ひいては
「消費者の立場になって考える」ということが、
どうしても求められます。
それで鍛えられたのです。

この「人の心を動かす表現の作り方」については、
このページでも詳しく説明しています。
ご参考になさってください。→こちら