常に後手を踏み、失敗する方に共通するある特徴

常に先手を取り、ぐんぐん成長・拡大する方と
いつも後手を踏み、もたくさ後れを取ってしまう方がおられます。
あなたはどちらよりでしょうか?

人間にはいろいろなタイプがあります。
どれが良いどれが悪いと言うものでもないですが
私たちは経営者。

経営者にとっては、必要な能力というのがあります。
今回はその話。

もう少し角度を変えた質問にしてみます。

あなたは同時に複数の問題に対して
考えたりこなしたりすることができるタイプでしょうか?

それとも1つのことを片付けてから
次のことに取り掛かかっているタイプでしょうか?

心情としては、たいていの人は
1つのことを片付けてから
次のことに取り掛かりたいのではないかと思います。

そのほうがすっきりしますし、
集中もしやすい。

しかしこの取り組み方は、
経営者にとってはかなり致命的です。

なぜなら経営課題は、
一つ一つやってきてくれるわけでは無いからです。

これ本来、「経営課題」だけでなく
「人生の問題」と言う名に、置き換えても同じです。

「災難は畳み掛けるようにやってくる」
とはよく言ったものですが、
例えば人間関係に苦しんでいる時は
車で事故は絶対起こらない
などと言う事は無いはずです。

常に様々な問題や課題に対して
考えながら取り組んでいるのが
人生だといえるはず。

もちろん経営もそうです。
治療院において言えば
患者さんのことを考えながら
集客も考えなければいけません。

当たり前ですね。
しかしそれができていない方が意外に多いのです。

そしてそんな方が、
常に経営で後手を踏むタイプの共通点、
と言えます。

できているつもりの方もおられると思うので、
もう少し広い範囲の例を挙げると、
今月の集客を考えながら、
半年後の集客も考えてなければ
いけないのです。

もっとはっきり言えば、
どれだけたくさんの経営課題に対して、
同時に進行させて、
考え対策を打つことができるかが、
経営者として問われる能力ということです。

この能力があるほど、
同時に様々な問題を処理できるだけではなく
より未来の課題にまで、
手をつけて考えることができるということですね。

世の中は凄いスピードで変化していっているので
経営は時間との勝負です。

もしその世の中の変化を感じていないとすれば
あなたはもう世間ずれして
取り残されてしまっているのです。

そんな人の多くが
廃業に追い込まれる。

やって行けたとしても
何とかボチボチ、というのが関の山。

夢のある将来を
描くことが難しくなります。

1つの課題に取り組んで
何とかそれを終わらせてから次、ではなく
どんどん手をつけ、何とか進めて
いかなくてはいけないのです。

経営者は、同時に複数の物事をするのが苦手で、
などと言っている場合ではありません。
時間は待ってくれないのですから。

今回はそんな方に、いくつかのコツを教えします。
これを実行すれば、1つこなしてから次、
という経営上の悪癖を改善していくことができます。

1つ目はまず、なにはともあれすぐに
見つけた問題に手をつけてみることです。

とりあえず置いといて、ではなく
まずは手をつけ、全体像を把握し、
何が問題になるか、どこに時間がかかりそうなのか、
ぐらいまでは把握するところまではやってしまうのです。

そうすれば、他の問題をやりながら
空いた時間でミックスして進めたりしやすくなります。

また、自分以外の人に仕事を
振らないといけない場合も、
早く振ることができます。

次に、1つの課題に対して
100点を取ろうとは思わないことです。

大抵の物事は、いくら時間をかけても
なかなか100点と言うのは取れません。

それよりも、いかに短時間で70点をクリアするかの方が、
総合的には多くの課題をこなし、
プラスの経営ができるのです。

そして最後に、これは慣れです。
やれば必ず慣れていきます。

もちろん得意不得意もありますが、
やっているうちにみんなできるようになります。

それはなぜか。
なぜなら、あなたはすでにそういうふうにして
人生の問題をクリアしてきているはずだからです。
経営も同じことです。

もう一度言いますが、経営は時間が命です。
あなたが職人さんであれば、
1つの物事に集中して、それにじっくり
取り組んでいただいたらいいと思います。

が、あなたは経営者。
やるべき事は1つだけではありません。
いつもそれを忘れないようにしたいものですね。