東京セミナーでの、思わぬ気づき
昨日は東京でショートセミナーを開催しました。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございます。
セミナー自体は問題なく(?)終了したのですが、
ただ昨日は、その前がえらいことでした。
それは何故かと言うと、私が朝寝坊したため。
私は朝6時16分の新大阪発の新幹線で、
東京に向かう予定でした。
普段は目覚ましをしないで起きているのですが、
念のためと思い珍しく前の晩、5時15分に
目覚ましをセットして寝ました。
すると翌朝目が覚めてパッと時計を見てみると、
なんとすでに6時5分!
新幹線の発車まであと11分です。
「あ~、終わった」
と思いつつも、とにかく急いで荷物を持って、
シャツの上にジャケットを羽織り、
歯ブラシとタオルを持って自転車に飛び乗りました。
私の家は新大阪駅から歩い7~8分位の所。
そしてなんと、6時5分に起きて、6時11分には、
新幹線に乗れたのです。
私は生まれて初めて、新幹線で顔を洗い、
新幹線で歯を磨き、着替えをしました(笑)
ただ怪我の巧妙か、このことで1つ大きな気づきがありました。
それは、だらしない人がなんでいつまでも
だらしなくなりやすいのか、についてです。
よくわからないと思うので、
ちょっと具体的な話をします。
私はセミナー前に、大体の話す内容は頭に入れています。
しかし、その時の状況により、ディティールは変わります。
そのディティールを、新幹線の中で考えようと思っていました。
何とか新幹線に間に合い、しばらく息を整えて、
身の回りのことを片づけて、さあそれを考えよう、
細かいところを決めていこう、と思っても、
なんだか集中力が高まらないのです。
それは、意志の問題というよりも、
そうではない生理的な問題、という感じ。
私はこの「話す内容を考える」ということを、
前職で、そして今もずっとやってきていたからわかります。
なにか焦点が合わないというか、脳が弛緩しているというか。
「なんだこれは?
何が俺の集中力を妨げている?」と思ったのですが、
その時ふと、先日読んだ本の内容を思い出しました。
それは人間はピンチのときには、
特定のホルモンの分泌により
集中力を含めた様々な力が高まるそうです。
そしてそれを「火事場の馬鹿力」と言ったりするのです。
もう少し詳しく言うと、ピンチのときには
ノルアドレナリンやアドレナリンという
ホルモンがたくさん出てくることにより、
とんでもない集中力やとんでもない力が
発揮されるのです。
ただ問題は、それは同時に体にも
かなり負担がかかる言うことです。
なのでそのピンチな状況を脱すると、
一気にそのホルモンが収束し、
その回復(?)でドーパミンやエンドルフィンという
ホルモンが出てくるのです。
そしてこれらのホルモンは別名「脳内麻薬」といわれ、
凄い多幸感に包まれ、リラックスするのだそうです。
つまり私はアドレナリンなどのホルモンのおかげで、
「遅刻」と言うピンチを乗り越えたおかげで、
その後一気にドーパミンなどの「脳内麻薬」が発生し
集中できないような状況に陥っていたということです。
その時の感覚は、「なんだかよくわからない達成感と、安堵感」
に満たされている感じ。
でもよくよく考えてみると、
ただ遅刻しないで済んだというだけです(笑)
何か良いことがが発生してるわけでも、
成し遂げたわけでもありません。
私が自分で作り出した「マイナス」を、
なんとか乗り越えたと言うだけですよね。
でも私は久々にこんなピンチを体験したおかげで、
そういった人たち(?)の気持ちが、
なんとなくわかる気がしました。
何かをしないといけない、
動かなければいけない、
取り組まなければいけない。
わかっているけど、それをズルズル後回しにして、
自分が苦境に追い込まれる。
そして何とかそれをクリアする。
そうするとそんな達成感や何やらが出てきてしまう。
なので「これに懲りて次はすぐ取り掛かろう」
「この失敗を生かして、先手を打とう」
とは思えず、また同じことを繰り返してしまう。
たとえは悪いですが、夏休みの終わりになって、
慌ててやる宿題と同じことですね。
懲りているはずなのに、また次の年も同じことをしてしまう(笑)
では私は新幹線でどうしたか。
ちゃんとやりましたよ。
「いやいや、こんなことに負けてはいられない」
と思い、その後ちゃんと詳細を練って、セミナーに臨みました。
最後に、私がお伝えしたいのは
苦しいことを切り抜けた後に、
快楽につながる脳内ホルモンが出るということであれば
それは追い込まれてからやっても出ますが、
どんどん自分から苦境に立ち向かっても、
同じように出る、ということ。
むしろ、自分でどんどん向かっていく分、
たくさん味わえるんではないかと言うことです。
私は「挑戦」が好きで、それが癖になってるとも言えます。
そしてそれは生理学的にもこのように、
ちゃんと裏付けがあったということ。
皆さんも今までの習慣を変えて、
どんどん自ら挑戦していく日々に変えると、
「快楽に満ちた日々(?)」が
待っているのかもしれませんよ(笑)
遅刻でそんなことに気付いた昨日でした。