「無駄な値引き」と「意味ある値引き」は、どこが違うか

多くの治療院のホームページを見ていると
「無駄な値引き」をやっているところが、
とても多いのが目につきます。

あるんです。やっぱり。

値引きにも「無駄なもの」と
「そうでないもの」が。

これは本来、全業種に言えることでは
あるのですが、治療院の様に「無形」の商品、
また「内容に著しく差がある」商品を取り扱う場合、
特に気をつけなくてはいけません。

「無駄な値引き」を繰り返していると、
あなたの治療院の利益を損なうだけではありません。

相場崩れを起こし、もう元の価格に戻したり
高い価格の商品を販売することが
できなくなってしまうのです。

「値引き」にもそのやり方や注意点等の
「セオリー」があり、それはビジネスの世界では
実は常識的なもの。

しかし治療院経営者の方などは、
この辺に疎い方が多い様です。

なので、簡単にそのことを説明してみます。
特に今回はその中でも「値引きの表記の仕方」や
そこまでの「持って行き方」について。

例えばホームページ上などで、
「通常の施術料5,000円。それが初回の方は
このページを印刷して持って来ていただければ
1,000円引き」などと、やっているところがあります。

これが典型的な無駄な値引き。

正直この場合の値引きは、
ほとんど役に立っていません。
ではこれは、何がまずいのか。

具体的に言うと、まずしっかり
「定価の5,000円」でも、あなたのその施術を
受けたいと思わせる「価値付け」を
しないといけないのです。

要するにまず、値引きを前提とせず
「定価でも行きたい」と思わせることが必要。

それができれば、「そこからの値引き」には
とても価値出ます。

なのでこの場合ホームページ上に
定価の5,000円で受ける施術の「魅力」や「価値」などを
しっかりと表現しなくてはいけないのです。

このような手法を、ビジネスの世界で
「アンカリング」と言うのです。

基準となる価値を、相手の頭にインプットする
と言うやり方です。

それを無しに「1,000円引きますよ」としてしまうと、
あなたの施術はそもそもが「4,000円の定価」
の様に感じられてしまうものなのです。

さらに突っ込んで言えば、
「1,000円程度の値引きはどこでもやっている。
続けて受けてもらう自信はあるし、
初回は採算度外視で、大幅な値引きをしよう」
そう思ったとします。

確かに大幅な値引きは、集客において
とても威力があります。

しかしこの「アンカリング」ができていなければ、
悲惨な事態に。

お越しになる患者さんは「内容の価値」
に惹かれて来ているわけでないので、
そもそも継続来院が難しい方ばかりが
来ることになります。

しかも初回は採算度外視なので、大赤字。

逆を言えば、この「アンカリング」がうまくできる方は、
「価値付けをしっかりした後の大幅値引き」により
質の高い(健康意識の高い)患者さんを
大量に集めることができるのです。

私達がお作りするホームページはもちろん、
その辺りもしっかり組み込んでいるので、
確実な集客が見込めるのです。

そしてそれはホームページ上だけの話ではなく
実際にお越しになった患者さんへの
「口頭での説明」でも同じこと。

そこでの「アンカリング」の持っていき方、
言い回しまで、私たちはインストラクター講座受講者には
丁寧にお教えしています。

そしてそれが、その後の無理のない
「継続来院」などにつながるのです。

このようなビジネスの知識や、
ノウハウ・技術は、ビジネスと言う「戦場」
に出るための「基本装備」のようなもの。

ぜひ身に付けておくべきだと思いますよ。