「うちは○○メソッドを導入しています」は、意味がない
今回は、集客における消費者心理の話。
治療家が良く陥りがちな誤解の話です。
例えば治療院のホームページやチラシに、
「当院は○○法です」「○○メソッドです」と、
大きく表示していたり、
力を入れて解説をしているところが、良くあります。
これ、一見効果がありそうですよね。
凄いと思ってくれそうですよね。
あなたが凄いと思ったように。
しかし残念ながら、これ、
患者さんにはほとんど響いていません。
というか、殆ど興味ありません。
書いてる人の気持ちが、
私はよくわかりますよ、治療家ですからね。
そのメソッドを凄いと思って、
苦労して、大金払って導入したり
習った人にとってはそりゃそうです。
「うちはそのような素晴らしいメソッドを
導入しているんですよ。なので効果抜群ですよ。
だからぜひ来てください」と訴えたい。
またそれが響くと思ってしまいます。
しかし残念ながら患者さんは、
そんな○○メソッドなどに、
興味は無いのです。
患者さんが興味があるのは、
あなたの治療院に行くことによって
得られる利益(ベネフィット)。
治療院で具体的に言えば、
どんな効果があって、どんな体験ができて、
どんな体になれるのか、です。
ここまで聞いてすぐにピンとくる方もいれば、
中には「だからその体験が、このメソッドによって
得られるんですよ。それを説明しているんです」
と思っちゃう人もいます。
なのでもうちょっと違う例で喋ってみます。
例えばすごくおいしいチョコレートがあって、
そのチョコレートは、新たなカカオの抽出方法によって
美味しくなったとします。
コマーシャルが「〇〇抽出方法は○年に
〇〇先生と言う方が開発された斬新な抽出方法。
瞬間的に超微細にまで粉砕されたカカオから
高い圧力を一気にをかけることによって
今まで取りきれなかったカカオの旨味が
20 %増で抽出できます。だからおいしさが違います。」
などとやってしまうと、どうでしょう。
それよりは技術の説明はあっさりとして
体験を情景が浮かぶように表現する方が
効果的なのです。
例えば「このチョコレートは今までにない
抽出方法により、濃厚なカカオの風味が
舌の上でトローッと広がり、濃密な香りが
一気に口中に充満します。」とやるほうが
効果は高いのです。
あなたがチョコレートの抽出技術に
興味がないのと同じ。
興味があるのはそれを食べることによって
得られる「体験」のはず。
なので、よっぽど有名になり、
タイムリーにブームな治療法以外は、
いくら訴えても、効果はほとんどありません。
人間は理屈で動くのではなく、
感情で心が動かされるのですから。
これは女性であれば特にそうです。
なので理屈っぽい男性などが広告を作る時は、
特に注意しなければいけません。
気がつけば理屈やデータに偏った
「心を動かされない宣伝文句」を
作ってしまっていることがほとんどです。
私も元々そちら側(笑)
営業マン時代にこれでめちゃくちゃ苦労しました。
しっかりと集客できるチラシや
ホームページと言うのは
この辺が深く計算されています。
私が作るホームページの
ランディングページは、
理論的な背景をしっかりと伝えながらも
この辺の感情表現の組み込みに
最新の注意を払っています。
あなたのホームページやチラシは
大丈夫でしょうか?
正直自分では判断が難しいです。
なぜなら「自分」だから。
本当は正直プロに頼むのが一番ではあります。