あなたが経営の問題を改善しようと思ったときや、
さらなる発展を目指すとき、そもそもどこに手を付ければよいのかという
「目の付け所」すらわからないかもしれません。
そんなときのフレームワークとして
「4C分析」や「4P分析」といった
フレームワークを知っていれば、非常にやりやすいです。
今回は4C分析を解説してみます。
経営に行き詰まってしまったりして打開策を見いだせないときや、
八方ふさがりに感じる時、実は広い視野を持てず、
同じところばかりに目が行ってしまっていることが多いです。
そんなときの視野を確保し、
もう一度問題を洗いなおすのに役立つのが4C分析です。
4Cとは
自社(company)
顧客(customer)
競合(competitor)
流通(channel)の4つを指します。
4P分析が社内の経営資源に目を向けているのに対して、
4Cは自社を含む市場全体に目を向けた経営分析になります。
なので明日の一手を考えるのに役立つというより、
あなたの今後数年に向けた大きな道筋を、考えたりするのに役立ちます。
これは非常に大切なことで、戦争で例を出せば
ある小さな場所での戦いで大勝利しても、
全体が負けてしまえば意味がなくなることは、よくあります。
あれだけ栄えていた店が急に…、などという場合は、
このような「経営環境全体」が見えておらず、
油断してしまったなどというケースが多いです。
少し細かく見ていくと、自社については
持っている経営資源を活かせていない場合が良くありあります。
ヒトや技術、立地やネームバリューなど、
多面的に見た自社の弱みや強みを思い込みを外して
定期的に確認するようにしましょう。
時代や市場の流れにより、数年前には強みにならなかったことが、
今は強みになっている、ということは意外によくあるもので、
逆もまたよくありうることです。
顧客に関しては、世の中の消費者全体の行動の傾向、
を感じておく必要があるでしょう。
例えば昔に比べ新聞の定期購読者数は激減していたり、
今の若者はスマホで済ませられるため、
パソコンはあまり持っていなかったり。
あなたも消費者としてはそれに気づいてはいても、
経営者の立場て戦略を考える時には、それがすっかり頭にない、
ということはあるのではないでしょうか。
競合相手に関しては、近隣の同じ様な治療院などの
同業者の動向には注意を払っている方が多いでしょう。
しかしあなたの提供しているサービスと同じようなものが、
家庭で受けられるような機械が開発されれば
一気に形勢は変わってしまいます。
なのでもっと幅広い目で競合相手をとらえ、注視しておく必要があります。
流通でいえば、もし遠方の治療院が送迎を始めたりすれば、
それはあなたの営業にも影響が出るかもしれません。
また電車が新路線を開業したりすれば、
それはあなたの行動によっては、新規顧客増大のチャンスにもなりえますし、
その逆のピンチにもなりえるでしょう。
要するに、これらのあなたを取り巻く環境は一定ではなく、
いつも変化していることを肝に銘じ、
常にその動向に対応して先手を打っていく必要がある、ということ。
その目の付け所、注意を向ける先が4Cというわけです。
もちろんこれらはそれぞれを組み合わせて考える必要はありますが、
まずは一つづつについてで良いので、考えてみることが重要です。