商売における売上というのは、
基本的には「客数×客単価」という公式で成り立っています。
この式自体はとても単純で当たり前と言えば当たり前のものですが、
これが頭に入っていると経営の問題発見や対策を考える時に大いに役立ちます。
詳しく見ていきます。
この公式に乗っ取れば、あなたが売上を上げたいと考える時、
突き詰めると「客数を増やす」か「客単価を上げる」しかないことに
すぐに気が付くはずです。
どこから手を付け、どう考えて経営戦略を練って良いかわからないときに、
立ち戻れる基本ともいうべきフレームワークです。
しかしこの公式だけではあまりにもおおざっぱなので、
これをもう少し細分化することで、
現実的に使いやすい指標にすることができます。
例えばまず顧客数ですが、治療院で例を挙げると
まず新規患者と既存患者に分けることができると思います。
そしてさらにこの新規患者を例えばもっと細かく、
来院経路で分けてみれば
チラシ・SNS・HP・フリーペーパー・紹介などと
分けていくことができるでしょう。
そうすれば集客においても、どの経路が弱くて
どの経路をテコ入れするべきかなどが、数字ではっきりわかります。
そして既存客の場合でも例えば、来院3カ月までと
それ以降などの様に、あなたの治療院で
カギになりそうなポイントで分けておくと、
わかりやすいかもしれません。
そしてこれらそれぞれに対しての集客増の対策を考えていくと、
考えが整理されやすいです。
そしてさらにここに「×客単価」の要素を考えていきます。
例えば新患に対する物販の追加提案を考案するとか、
来院後3か月以降の既存患者に運動療法の追加提案をするのかなど、
それぞれのカテゴリーの患者に対して、
様々なアイデアが考えられるはずです。
またこの考え方は、今後の経営戦略を考えるのに役立つだけではありません。
例えばこれらの各数字を毎月管理して把握しておけば、
売上が下がってきているときにどこに問題があるのかが、
素早く正確に把握できます。
いざこのようにきちんと整理して数字を出してみると
あなたが思っていた結果と大きく違う場合は良くあります。
もしそれに気付けなければ、あなたの経営問題に対する対策は、
見当外れに終わっている場合もあるのです。
できれば上記の例の様に、一度きちんとした数字を出してみると良いのではないでしょうか。