新しい発想やアイデアを出そうと思っても、
どうしても自分の価値観やモノの見方から離れられず、
同じようなものしか思い浮かばなかったりします。
この自分の思考の壁を突き破るための、
発想の切り口のフレームワークが「SCAMPER」といいます。
うまく使いこなせば、新しいアイデアを楽に生み出すことができるようになります。
詳しく見ていきます。
人間はどうしても自分の主観に縛られるため、
問題の対策を考えていてもどうしようもない
袋小路に入ってしまったような気になる場合があります。
しかし多くの場合何らかの対策は打てるのに、
見えていないだけ、の場合が多いのです。
そんなときに役立つ発想のヒントが「SCAMPER」というもの。
これは発想の仕方のヒントの頭文字を集めたものです。
S→代用できないか(substitute)
C→結合できないか(combine)
A→応用できないか(adapt)
M→修正/拡大できないか(modify/magnify)
P→転用できないか(put to other uses)
E→削除/削減できないか(eliminate/minify)
R→逆転/再編集できないか(reverse/rearrange)
というものです。
具体的な例でいうと、私が良く使うのは
「そもそもそれって今の状況で必要か?、無くてできないか」
というeliminate発想。
惰性で続けていることや、昔は必要だったけど、
今はもう必要としていないことは意外にあります。
費用対効果やそれにかかる時間や人員を見直してみると、
無くてもよい、無い方が良いということになったケースは数々あります。
また何か一つの対策が成功した場合、それを応用できないか?とか、
違う部門に転用できないか?、というのも常に気をつけている発想です。
例えばホームページ集客で成功した文面があれば、
それをフリーペーパーにも使えないか。
紙面が小さければ削減できる文節はないか、などです。
こうしてある程度の型でぐるぐる思考を回していけば、
それほど苦労せずにアイデアや発想を広げることができます。
世の中の奇抜なアイデアも実は、天才がひらめきで生んでいる例よりも、
このような発想のパターンを使って生み出されている
ことの方が多いのです。
このような発想の教科書的なもの、
スキャンパー意外にもたくさんあります。
もう一つだけ例を挙げておくと、
「トンプソン37の変換要素」というのがあり、
これはさらに細かく具体的なので、初心者には使いやすいかもしれません。
トンプソン37の変換要素
このようなフレームワークはチェックリストにして貼っておいたり、
持っておいたりすると活用しやすいでしょう。