あなたの仕事を評価するのはあなたではなく、消費者であるというのは
他ページでも紹介してきました。
消費者にとって良いサービス・商品であれば、
評価が上がり評判を呼びます。
では良いサービス・商品の「基準」とは何でしょうか?
それは突き詰めると、
品質(quality)
コスト(cost)
納期(delivery)の
3つ(QCD)になります。
これを常に意識することで、
あなたの仕事の価値を着実に高めていくことができますので、詳しく解説します。
サービス業であれば特にですが、
どんな仕事にも基本的に顧客がいて、
あなたの仕事はその顧客に喜んでもらって、初めて評価となるはずです。
なのでいくらあなたが一生懸命全力投球で仕事をしたとしても、
相手に評価されるものでなければ徒労に終わってしまいます。
そしてこれは治療院経営においても全く同じことが言えるのですが、
そのような意識をもって仕事をしている方が、
少ない業界の様に見受けられます。
ということは逆に言えば、そこにこだわって仕事をすれば、
それだけで差別化につながる状況だとも言えます。
ではその顧客である患者さんの評価基準はというと、
これも結局は他の仕事と共通の基準になるのです。
それが
品質(quality)コスト(cost)納期(delivery)の3つ(QCD)です。
それぞれすべてが高い水準であれば大変な差別化になりますが、
どれか一つに特化する、というのも考え方の一つです。
治療院においてを具体的に見てみると、
品質はどれぐらいしっかり治ったか、ということになるでしょう。
しかし痛みがなくなることを、
この品質の最上の状態とされている方は注意が必要です。
なぜなら患者さんの立場で言えば
「もう再発しない」というのがさらにその上の状態と言えるからです。
実際に私の治療院はそれを掲げ、そのため生活習慣指導に力を入れ、
差別化しています。
ほかには院の雰囲気や清潔さ、施術者の人柄等の
コストと納期以外の要素はすべてこの品質に含まれますが、
あくまでどれぐらいしっかり治ったか、が一番の品質ではあると思います。
次にコストですが、
これはわかりやすいのは治療の費用全般のことになります。
しかしもう少し広義にとらえれば、
交通費等もここに含まれてくるでしょう。
最後に納期ですが、
端的に言えばいつまでに治るのか、ということになります。
リラクゼーションではなく治療というカテゴリーであれば、
患者は期間も時間も短く済むことを望んでいます。
私は元営業マンなので、ここに対する意識が常に強くあります。
同じ治り方でも、半分の期間で治せたらそれは
高い評価を得ることができるでしょう。
私の場合営業マン時代の方式を取り入れ、治療していった結果、
三か月後に治りましたというよりも、
過去の経験上大体これぐらいには治せるはず、という目算を立て、
その納期に間に合わせるように(できれば前倒しできるように)
治療スケジュールを組む、というやり方をしています。
いかがでしょうか?
結局治療院においても、
この三つが同業他社と比べ相対的に優れているかどうか、
ということが評価のもととなるのです。
そのためにはまず、
同業他社のこの三つの水準を知っておかなければ、
あなたは裸の王様状態になりかねません。
私の場合でいえば、二〇年近く体調不良で
治療院を探し続け通い続けた経験が役に立っています。
しかし時代の変化についていけるように、
今も患者としてたまに同業の他院のところへ受診したりしています。