ビジネスにおいて何らかの戦略を立てたり、

広告を展開しようとするときにこの「ペルソナ」という概念が良く出てきます。

ペルソナとは言い換えれば「仮想の顧客モデル」のこと。

 

どれだけビジネスが大きくなっても、

相手があいまいなままでは明確な戦略立案ができないのは同じです。

なのでまずはそのペルソナを詳細に作りこみ、それに向けた展開を図るのです。

これは私達小さな会社のビジネスでも非常に重要になりますので、詳しく解説します。

 

ビジネスというのはどれだけ大人数を相手にしていても、

基本は一対一の積み重ねです。

しかしこのことを理解していなければ、

あなたの打つ手はどれも中途半端で

効果的ではないものになってしまいます。

 

例を挙げて言うとスポーツなどの試合の時に、

相手のデータ収集が重要なので言うまでもありません。

相手のが明確になれば成る程、対策が具体的で効果的になるでしょう。

それと同じです。

しかしビジネスの場合、多くの人を相手にするという方に

意識が行き勝ちです。

そのためペルソナを詳細・明確に具体的にしようとするどころか、

取りこぼしのないようにと逆にあいまいで、

多くの人に嫌われないような形にしてしまう人が多いのです。

気持ちはわかりますが、これは結局一番良くない手になってしまうのです。

 

それは例えば、誰にも嫌われないように生きようと思えば、

突き詰めれば当たり障りのない、

空気のような存在にならざるを得ないのとです。

そもそも広告を見た全員の方が、そのサービスや商品を

買ってくれるということはあり得ません。

その上全員に引っかかるような

焦点の定まっていない広告を打ってしまえば、

結局誰一人にも響かないでしょう。

 

絞ると取りこぼすのでは、と心配になる気持ちはよくわかりますが、

そのままでは全員取りこぼすのです。

 

それよりはペルソナを具体的に詳細に作りこみ、

その人には必ず響くように広告を打てば、

少なくともその人たちの購買の可能性は上がります。

そしてその人たちの購買行動や口コミから、影響がどんどん拡散していく。

このようにビジネスは打つ手を効果的にするためにも、

ペルソナの明確化をしっかりすることが重要なのです。

あなたはあなたの治療院のホームページやチラシを作る時、

これらを明確に絞り込み、イメージしてから考えているでしょうか。

 

ペルソナをしっかり構築すれば、なんと打ち出せば目に留まるのか、

どんな文言を入れるべきか、どんな提案をするべきか、

それらが具体的に出やすくなります。

 

また、文章が無駄にだらだらと長くなっていくことも避けられます。

性別と年代、などという大まかな枠組みだけでは足りません。

まずはペルソナその人の朝からの一日を想像してみましょう。

そして次に休日の過ごし方。

その中にはもちろん会社での立場や、

家族とのかかわり方も出てくるはずです。

その人の生い立ちまで追うことができればかなり詳細に作りこめているでしょう。

 

こうして出来上がった具体的なペルソナ像に向けて、あなたの会社のサービスや商品の展開の仕方を考えましょう。