プロということの定義は様々あると思います。
日本ではその物事が上手な人のことを「プロ級」などというように、
卓越している人のことを言う傾向にありますが、
ここではそうではなく「それでお金をもらっている人」のことを指すと思ってください。
そしてその人たちに必要な考え方・仕事に対する取り組み方について、
ここでは解説します。
お金をいただいて仕事をしている「プロ」であれば、
それに見合った仕事をしなくてはいけません。
できなければどうなるか。
相手にプロとは認められず、
その他のプロに仕事を持っていかれることになります。
なので常にプロとしての自覚や意識が必要となります。
ではプロとしての自覚や意識というのは、具体的にはどういうことか。
それは「あなたの仕事はお金を出すクライアントから依頼されたものであり、
あなたの趣味ではない。よってその仕事のクオリティの
基準はあなたの好みではなく、クライアントの基準で行う」というもの。
例を出して言うと、あなたが陶芸家だとしてお客さんに
壺を作ってと依頼されたら、あなたが良いと思う壺を作っている場合ではない、
ということです。
お金を出すお客さんの好みを詳細に聞き出し、
その要求以上かその要求を上回る壺を作ること。
それがお金をもらうプロに必要な意識です。
大事なのはクライアントの
満足を作ってお金をいただいているんだという自覚。
もしあなたが社会的にすごく認められる陶芸家になっていて、
あなたの壺というだけで価値が付き、
逆にお客さんがそれに合わせる状況まで行けば話は変わります。
しかしそうでは無いのであれば、合わせるのは自分。
そうだとすればお客さんの要求を詳しく知る、
という作業がいかに大切か、というのがご理解いただけると思います。
これは芸術的な話ですが、
治療という患者さんの症状ありき仕事であれば、なおさらです。
プロの仕事というのは、あなたの満足するあなた基準の仕事ではなく、
お金をいただく相手の要求を満たす相手基準のもの。
だからこそ自分のための仕事の時より神経を使い、注意を払うのです。
あなたは常にこのことを意識していますか?
もしあなたが
「俺は俺のやりたい様にやりたいやり方で生きていく」というのであれば、
それでも評価される水準までそのやり方を高めなければ、
生きてはいけないでしょう。
これが中途半端だったり徹底できていない方が、
頑張っている割に評価が低くなってしまうのです。
ご注意いただきたいのは「媚びろ」と言っているのではないということ。
納得のできない仕事は受けなければよいのですから。
しかし取り組む以上は「プロの仕事」を完遂する。それこそが社会的評価を高める道なのです。