私は野球に打ち込んでいたので、それに例えて質問です。
勝敗を決める要素として大きいのは、
その時の調子や作戦などの「当日の要素」と、
それまでの練習や体力づくりなど「その日までの要素」では、
どちらが大きなウェートを占めるでしょうか。
野球やスポーツでイメージがわかなかったら
入試などテストにおける勉強、
で考えてみていただいても同じような感じです。
答えは明白ですよね。
もちろん「その日までの要素」に決まっています。
そんな事前の準備努力は、いつから始めるのが良いでしょうか。
これも当然「できるだけ早く」ということになると思います。
そんな成否に対する、事前準備のウェートがおよそ8割。
もっとかもしれませんね。
ということは
成否はほぼ、始める前には決まっている。
そしてこれらは、あらゆる物事に共通のことです。
もちろん仕事や経営においても。
先ほどの例えに戻ると、明日のテストのために
今日できることは、たかが知れていますよね。
実は経営も、今発生している問題に対してできることは、
実はたかが知れているのです。
ではいつそれに取り組んでいないと
いけなかったのでしょうか。
そうです、テストなどと同じそれよりも前の、
できるだけ早くに、です。
しかし先の問題を予測し、そのための
準備努力をできていない経営者はたくさんいます。
個人事業主の方ならなおさらです。
なぜそうなるのかというと、先ほどの例えでいうならば、
入試や大会がないから、とでも言いましょうか。
要するにそこまでにどうなっていないといけない、
という目標設定や納期があいまいだと、
主体的な準備努力がしにくい、ということなんです。
あなたも多分入試などがなければ、スケジュールを組んで
勉強をすることなど、なかったのではないでしょうか。
入試までの日々に、どれだけ入試を意識して頑張れるか。
そういうことです。
入試がいつかわからず、急に明日ですよと言われる。
準備はできていない。
考えると恐ろしいですよね。
目標や納期の設定が甘い人は、
そんな経営をしている、ということです。
要するに今あなたの直面している経営問題は、
今なんとかできるのは、実は1~2割ってことだと思って下さい。
もっと前に気付いて対処すれば、
もっと簡単でもっと楽だったのです。
だから今の経営問題は被害を最小限にとどめて、
この先で取り返していく、ということになるのです。
それはこの先もずっとそうで、
そうやってこの先の問題にいち早く気付くためには、
自ら目標や納期設定をする必要があるのですよ、
ということです。
それをすることで、初めて問題が事前に見えてくるのです。