私は瞬間瞬間で「俺できている、イケてる」
と思えることはあっても、
基本的にはまだまだだ、足りないな、
と思うことのほうがほとんどです。
一応治療院経営のコンサルのようなことを
やっているぐらいなので、もちろん自分の治療院は、
世間一般で言うある程度の「成功」はさせています。
それでもまだまだだと思うと言うと、
まるで謙虚な人のように言われるのですが、
私の感覚では実は逆で、ちょっと傲慢かな、とすら思っています。
どういうことかというと、私はどんな凄い人や会社でも、
それは別世界の人や会社ではなく、ライバルであり
抜き去るべき相手、と思って見てしまうからです。
自分をそっちのカテゴリーに入れているので、
その人達に比べればまだまだだと思うということ。
自分の現状への評価は高くはないが、
自分のこれからの成長や可能性に対しては評価が高いので、
ある意味傲慢な気もします。
その代わりそのことに向かって、
努力はするのですけどね。
実はこの思考の傾向は、成長するためには必要なものらしくて、
その究極は
「自分の理想より、今の自分はまだまだ至らない」
だそうです。
イチロー選手なんかをイメージするとわかりやすいですね。
これに対して逆は、小さなカテゴリーを作って、
その中ではできている、と思う人だそうです。
具体的に言うと「大阪市淀川区の整骨院の、
2階に院を構えている中では売上がある方」とか、
「総務課の入社5年目までの中ではできる方」とか。
でもこれって、どんどん伸びていく人の
考え方ではないことは、明らかですよね。
カテゴリーを下げれば、その中ではお山の大将で、
いい気分でいられるかもしれません。
でもそれは客観的に見るとどうなんでしょうか。
何度も例えを出しますが、ベテランのセールスマンが
入ったばかりの新入社員と比べて売り上げが良くて
「俺ってすごい」って言ってたとしたら、どう思いますか。
そもそも誰かに
「お前、新入社員と比べてすごいよね~」と言われて、
うれしいでしょうか?
相手によれば侮辱になるような話ですよね。
成長する人は、そのカテゴリーでできるようになれば、
そこを「卒業」して、自分を上のカテゴリーに入れて
考えていくのです。
なのでイケてると思うのはほんの一時。
すぐにまだまだと、次の対象を見据えて頑張るのです。
感覚的にはマラソンなどで
どんどん抜いていくイメージでしょうか。
抜いた人のことはもう考えず、
次に見えている人を全力で追いかける。
なので、
私ってすごいな~、
できているな~、
と思う日々が続いているとすれば、
それは危険な状態かもしれません。
いつの間にか基準を甘くし、カテゴリー下げて悦に入っているだけかも。
一般の方ならまだしも、個人事業主も含めた経営者なら、
それではいつの間にか相対的に、
ずるずる衰退の道をたどっている可能性がありますよ。