「ワンピース」という大人気マンガがあります。
様々な特殊能力を手にした海賊たちが、ひとつなぎの秘宝(ワンピース)を目指すというお話です。
その主人公も、特殊能力を手にするのですが、
それは体がゴムのように伸びるというもの。
炎を操ることができる能力や、
光のスピードで動くことができる能力等に比べ、
あまり強そうな能力ではないと評判(?)です。
しかし、主人公はその能力を使いこなし、
ツワモノがしのぎを削る世界で、どんどん駆け上がっていきます。
一説によると作者は主人公を、
敢えて強くなさそうな能力にしたともいわれています。
たいていの武器や能力は本来、
手にしただけでは大したことができません。
どんなにすごい「名刀」でも、
剣の素人が手にすればその切れ味を引き出せないばかりか、
そこらの竹刀より使いにくい場合すらあるでしょう。
逆に達人は「つまようじ」ですら、
とてつもない武器として使うことができるそうです。
それを使いこなし、有効に利用できるようになることが必須です。
しかし私達はともすれば、凄そうな武器を
手に入れることばかりに目が行ってしまいがちです。
まるでそれですべてが解決するかのように。
もうお分かりだと思いますが、これは仕事や経営も含め、
何にでも共通することです。
あなたも振り返ってみれば、新しい技術や機械ばかり欲しがって、
手にしてもうまく使いこなせず、
そのまま放置しているなんてことはありませんか?
武器や能力を何も持っていないということは、まず考えられません。
他の人から見れば、「それ、活用できるよ!」というものは、
実は結構あるのです。
しかしそれらを使いこなすには、
自分の個性や相手(患者さん)の欲求、
市場の動きなどを考慮に入れて練り、
何度も失敗しては調整するという作業が必要なのです。
プロ野球で活躍する程のピッチャーでも、
新しい球種をマスターし実戦で武器として使いこなすには、
一年以上かけているのが普通だそうです。
覚えてすぐに使えるなんてことは、ほとんどないのです。
いかがでしょうか。
そのように粘り強く、あなたはあなたの
武器や能力を育ててきていますか?
成功する人や、道を切り開いていく人は、
そこが違うのです。
だからこそ結果に差がついてしまっている、ともいえます。
まずは今すでに
手にしている武器や能力を、使いこなしているのか
自問自答してみましょう。
そしてもし使いこなし方が分からなければ、
武器や能力を探すより
「使いこなすのがうまい人」を探しましょう。
そういう視点で探せば、そんな人は必ず見つかります。
あなたがその人から使いこなし方を吸収することができれば、
必ずこの先のあなたの大きな力になるでしょう。