あなたは仕事を趣味としてやっているのではなく、

それにより対価をいただく「プロ」としてやっている以上、

自分が良いと思う、満足する基準で仕事をしてはいけません。

 

依頼人である顧客や取引先、もしくは上司等の

要求する水準を満たせなければ、

そのうち仕事が回ってこなくなります。

 

例えば治療院でいえば、

患者さんは

・いつまでにどうなりたいのか、

・どこまで治したいのか、

・予算はどれぐらいで

等の、何らかの希望をもってお越しになります。

もちろんあなたの治療院で可能な水準というのがあるでしょう。

じつはこれらをすり合わせる作業を、初回の問診時に

しっかり行う必要があるのです。

 

あなたはそれを意識してやっていますか?

 

もしあなたの提供できる治療が、患者さんの希望する仕上がり、

予算やスピードに合わなければ、あなたはそれを

しっかり説明しなくてはいけません。

 

実はこれはどんな仕事にも共通のステップです。

 

例えばクライアントが「ホームページを作ってほしい」と

やってきたとしましょう。

最低限いつまでに、

どの程度のものを、

どれぐらいの予算で、

ぐらいは取り決めをするはずです。

これらを決めなくて手を付けられるでしょうか?

 

もし決めずに取り掛かってしまって、クライアントの

予想よりちゃちなものを、

倍の期間かかって、

予算オーバーで

作ったとしたらどうでしょう。

二度と仕事をもらえないばかりか、その仕事の代金を

払ってもらえない可能性すらありますよね。

 

違う例に置き換えてみるとよくわかりますが、

治療業界ではこれらがまかり通ってしまっているということに、

当初私はびっくりしました。

逆にこれらがしっかりしているところは、

それだけで差別化できてしまうということにもなります。

 

ということはどんな仕事でも取り掛かる時に、

あなたはまずクライアントの要求水準を詳細に把握する、

ということから始めなくてはいけません。

 

勝手にあなた基準で取り掛かってしまってはダメなのです。

 

もちろん無知ゆえに無茶な要求をされる方もおられると思いますが、

それならばそれを説明し理解してもらう。

なぜならその仕事はあなたの趣味ではなく、

お金を出してくれる顧客あってのものです。

 

仕事の評価をするのはあなたではなく、

常にクライアントだということを忘れないでください。

 

これは社外だけでなく、上司が部下に仕事を頼んだ時等でも、

給料というお金が発生している以上、同じことです。

 

そして、あなたがクライアントの要求水準を把握したら、

仕上がりのクオリティもスピードも、できる限り

それを上回る仕事をすることが重要です。

 

多くの場合クライアントは要求水準を満たせば「満足」ではなく、

「当たり前」と思うものなのです。

 

同業他社が無数にいる中で、もしあなたが

せっかくいただいた仕事を活かし、

今後の発展につなげていきたければ

「当たり前」の上をいくこと

 

そうすれば相手はあなたの仕事に「感動」してくれるのです。

 

期待を知り、それを超えることが感動を生む仕事につながる。

これを繰り返すことであなたは、替え効かない存在になっていくことができるのです。