足の治療に、インソール(オーソティクス)を利用しようというのは、

よくある考え方だと思います。

実際私も取り入れていますし、有効な手段です。

しかし、インソール業界(?)全体の現状や動向を追っておかなければ、

主観的だったり、古かったり、

間違ったものを患者さんに押し付けていることになりかねません。

もしくは裸の王様状態だったり。

 

インソールに関してだけでも、お伝えしたいことは山ほどあるのですが、

今回は2018年春の現時点で、主流になっている種類の話だけ、お伝えします。

現在主流になっているのは、

 ①アーチサポートタイプ

 ②立方骨支持タイプ

 ③クッションタイプ

の、大きく3つに分かれているといわれています。

 

良し悪しは別として、少なくともあなたの

採用している(しようと思っている)インソールはどのタイプで、

あなたはなぜをれを選んだのか、

逆に言えばなぜ他を選ばなかったのか、

これがすごく重要だと思います。

 

もし、あなたが少しインソールに詳しい患者さんだとして、

ある治療院でアーチサポートタイプのインソールを薦められ、

「先生は何故、立方骨支持タイプを採用されなかったのですか?」

と聞いてみたとしましょう。

「えっ、立方骨支持タイプって?」

もしこう言われたら、どう思いますか?

 

そこでインソールを買う気は、おきるでしょうか?

「そんな詳しい患者さんいないし、聞かれることはないと思うから大丈夫。」

と思ってしまっていたら、私は少し残念だとおもいます。

 

なぜならまず、今はネットで情報がすぐに手に入るので、

私も実際にこれに近い形で聞かれることが、チョコチョコあります。

それにそもそも例え聞かれなかったとしても、

その人の健康を預かっているという観点から言って、

これぐらいのことは知った上で商品を選び、

薦めるべきだと思うからです。

 

それが「専門家」というものではないでしょうか?

それを生計を立てる仕事にしている以上、

医師ほどではないにしても、

私たちは自らの言葉の重みを常に自覚しておかなくてはいけないはずです。

 

一般の素人が

「これ良かったから使ってみたら」と勧めるのとはわけが違います。

なので扱っているものの市場全体や動向は、

少なくとも把握しておくべきではないでしょうか?

 

例えば、昨年にドンキホーテで50型の4Kテレビが

5万4800円で売りに出されてたことが、話題になりました。

激安ではあるものの、それには理由があります。

何故なら、4Kというのは各社にとっては既に主筋ではなく、

今は8Kの開発競争になっているからです。

 

では型遅れでダメなものかというと、

そうともいいきれず、8Kは今からの技術で、

しかもこのような新技術の初期商品は様々な問題が発生しやすいため

実際に一般に普及するのは、4~5年後といわれています。

ということは、そのドンキの商品は4~5年ぐらい使う、

という意味では非常にコストパフォーマンスが高い商品、

ということになります。

 

これは消費者は知っていなくてはいけない、

ということはないでしょうが、もしテレビ売り場の人間なら、

聞かれることもあるでしょうし、答えられるようにしておきたいモノですよね。

そういうことではないでしょうか?

 

ちなみに私の採用しているのは、前述のタイプのどれでもないのですが、

インソールを導入するのに、話だけで15社以上は聞きました。
(こんな場合に、多くの企業の集まる健康博等のイベントが便利です)

いくつかカギになる質問をして、

ある程度納得のいく答えだったところを3社ほど残し、

それぞれのインソールを自分で作ってみて、

更に詳しい話をセミナーや訪問で聞いて、

採用したものです。

 

それぞれに理論はあるので、

どれが正しくてどれが間違いというのは難しいですが、

知った上で選んでいるのと、他は知りませんでしたでは、

えらい違いです。

その積み重ねが「専門家」を作りますし、

その姿勢は必ず患者さんにも伝わっています。

 

上記3つのインソールについての私たちの見解としては、

協会のホームページをお読みいただければ、

①と③に関しては何故お勧めしないのかを、

何となくご理解いただけるのではないかと思います。

 

その他の詳しい情報については、個人的にご質問いただければ、

お答えしていますので、お尋ねください。