別ページで、今すぐにお金が必要ではなくても

いざというときのために、今から銀行と良い関係を

作っておくことは大切ですよ、とお伝えしました。

 

今回はそれについてもう少し詳しく具体的にお伝えします。

 

まず、取引を始める銀行ですが、大まかに分けると三つに分かれます。

①都市銀行

②地方銀行

③信用金庫・信用組合

    の3つです。

 

①は誰もが知るような大手銀行です。

みずほとか三井住友などがそれにあたります。

 

②は地方の名前を冠している銀行です。

京都銀行や福井銀行など。

 

③は名称に銀行ではなく、

信用組合・信用金庫と出ているので、すぐわかるでしょう。

 

個人事業主や小さな会社の経営者であるあなたは、

場合によっては②の地銀とお取引を始めてもよいですが、

基本はと、日本政策金融公庫という政府系金融機関で十分です。

 

③の金融機関が①②と大きく違うのは、

営利第一ではなく地域の繁栄を目的とした

相互扶助組織である、ということです。

 

なので①②に比べると、かなり借りやすいです。

どの信金を選ぶかはある程度制限があって、

家か事業所の住所近辺の信金ということになっています。

 

まずいきなり訪問して「お金貸してください」とはいかず、

電話をして

「お取引を始めたいのですが、営業担当の方はおられますか」

と尋ねましょう。

 

そしてアポを取り、訪問してもらうのです。

 

金融機関の方は様々な角度からあなたの情報を欲しています。

あまりにも当たり前ですが、

ちゃんと店舗を構えているのかどうかも、それに含まれます。

なので訪問してもらい、そのあたりも見て

確認してもらうと安心してもらえるのです。

 

そして訪問時に、その銀行の口座を作りましょう。

普通預金口座で良いと思います。

もしも可能であれば毎月1万円など少額で良いので、

定期積立などをはじめ、毎月お金を取りに

来てもらうようにすれば、

お互いにとってメリットは大きいです。

 

そしてまずは50万~100万程度を借りたい旨を相談しておきましょう。

急ぎでなければ、3~6か月後ぐらいを

めどにすればよいのではないかと思います。

 

お取引のない方が急いで借りたいというのは、

銀行にとっては警戒の対象になってしまいます。

 

最初の借り入れは、あなたが保証人を

用意しなくてよい代わりに、信用保証協会というところの

保証をつけることになると思います。

わかりやすく言えば、有料で保証人になってくれる

公益法人で、安心な団体です。

 

当然そこの審査もありますが、銀行の審査と同じようなものなので、

経営が苦しくなって借りるのではないあなたは、

基本的には通るはずです。

有料とはいっても融資が下りたらそこから引かれるだけなので、

事前に支払う必要はありません。

 

借り入れも2度目3度目など信金との信頼関係が

構築できてくれば、信用保証協会の保証なしでも

融資してもらえるようになってきます。

このような形でスタートし、毎月きちんと定額を返していくと、

それが実績となり信頼を得ることができるのです。

 

借入期間は最長7年だと思いますが、

5年ぐらいにしておきましょう。

100万円だとして、5年で払う金利は総額で大体4万円前後。

年でたった8千円ほどです。

そして半分を返すころにまた返済した分を借り入れたり、

増額して借り入れたりするようにします。

 

このサイクルを信金と別ページで説明する

日本政策金融公庫の2つ持っていれば、

ほぼ毎年借り入れをできる状態を

維持できるということになります。

 

もしあなたが先を見た経営をしていれば、

これだけでも資金繰りに困るということは

かなり減らすことができるはずです。

 

次は→個人事業主・小さな会社のための、金融機関との付き合い方②