一般のサラリーマン家庭ならば、収入が極端に増えることはないので、
いかに支出を減らし節約するかが重要でしょう。
しかし個人経営者であるあなたの収入は、あなたの作り出す売り上げや利益次第で、
いくらでも増やしていくことができます。
ということは、支出は何でもが悪ではなく、その効果次第ということになるでしょう。
この概念を「費用対効果」といいます。
今よく使われる言い方でいうと
「コスパ(コストパフォーマンス)」というのが近いかもしれません。
詳しく解説します。
経営者は無駄な出費や必要のない経費は出ていかないように、
気を付けなければいけませんが、ただただ節約していればよい、
というわけでもありません。
例えば今月はいつもよりも売上が良く、
プラスで10万円の黒字が出たとしましょう。
この10万円をどう使うかで、それが10倍にも20倍にも
増える可能性がある、それが経営というもののはずです。
それを忘れて10万円を大切に置いておく経営者も多いのではないでしょうか。
もちろん内部留保が少なくなっているときなどはそうするべきですが、
プラスオンした利益はドンドン意味のある出費に変えていくべきです
(使途については別ページで解説しています)。
この意味のある出費ということの基本となるのが「費用対効果」です。
お金が出ていくのは不安になりますし、楽しいことではありません。
しかしそれが「投資」で、あとから大きくなって
返ってくるとすれば、どうでしょうか。
広告費や研修費はその最たるものだと思います。
しかし特に研修費などは、それがすぐに効果となって
表れてくるわけではないので、効果が測定しにくいものでもあります。
なのでこの費用に対する効果は、
少なくとも半年~一年以上ぐらいで見ることが重要です。
一カ月ほどの視野で採算を見てしまうと、何もできなくなってしまいます。
効果的ではない出費をしてしまうこともあるかと思いますが、
それも勉強にできれば効果的な「投資」だと言えるはず。
効果的な投資をするためには別ページで紹介している、
「先を見る目」がそれを養ってくれます。どんどん挑戦するべきです。
独立し経営者になるということは、
言い換えれば株の相場に参入しているようなもの。
元手を有効に使い、それを安定や発展につなげていくという
道に入ったということだと自覚しなくてはいけません。
それが嫌だ・怖いだとか、意味のある出費の選択ができないというのなら、
サラリーマンに戻った方が良いと思います。
そんな決断や判断の責任を背負う代わりに、
経営者は大きなリターンを手にする可能性も手にしているのです。