ハロー効果とは、人間第一印象など「最初に入ってくる情報」に、
様々な面で大きく左右されてしまうことについての心理的法則です。
その判断は最初の数秒と言われていて、
なので「人は見た目が9割」などという本が出ていて、
ベストセラーになっていたりします。
うまく活用できればその後の商談を
スムーズに進めることができますので、解説してみます。
ハロー効果というのは、第一印象の中でも
目立った大きな特徴に引きずられて、
他の要素については正確な判断がしにくくなるという、心理的効果を指します。
例えば一流大学卒という肩書があれば、
その人は頭の良い人なんだろうなという印象が離れず、
その人が実際はそうではなかったとしても、
頭が良い人としてインプットされてしまうようなこといいます。
目立った良い印象に引きずられることを「ポジティブ・ハロー」、
悪い印象に引きずられることを「ネガティブ・ハロー」といいます。
これをビジネスで利用する場合、ごく当たり前のものでいえば、
初対面はしっかり笑顔でお出迎えすることです。
この際の笑顔はあなたなりの、という自己満足ではいけません。
誰から見てもわかる満面の笑顔、である必要があるのです。
接客サービス業で生計を立てている「プロ」なら当たり前のことですが、
「苦手で…」などと言っていないで、鏡の前で練習するぐらいはやりましょう。
私も営業マン時代は、これにかなりの時間を割きました。
そして、もう少し応用の効いた活かし方をするのであれば、
わざと大きな特徴を作るようにすることです。
例えば治療院の入り口に、大きく目立つ花を飾っておいたりする等です。
花が嫌いだ、という方はまずおられないでしょう。
初めてお越しになった患者さんが「どんなところだろう」
「どんな先生だろう」と不安に思っている中で、
その大きく目立つ花を見つけたと想像してみてください。
治療院に入る前から良い印象を受けるだけでなく、
その印象が後々まで残るため、治療院が少し汚かったり、
待ち時間が少し長くなっても、それらのマイナスをカバーしてくれます。
もちろん汚いのや待たせるのは基本的に良くないことですし、
そのカバーの効果も、何でも大丈夫!
というものではありませんので、ご注意ください。
例えば私の場合、治療院に入ってきた新規患者さんには
一度治療の手を止めてお出迎えし、しっかりと頭を下げ自己紹介をする、
という対応をしています。
何せ第一印象をポジティブなものにする、という工夫をしっかり凝らすと、
そのあとが楽だということです。上手く活用してみてください。